森本さん今回のテーマは「保育士さん応援シリーズパート1！」
お話をお伺いするのは　創成札幌こども園の阿部沙美さんです。

阿部さんよろしくお願いします。

森本さんまず、保育士を志したきっかけを教えてください。

阿部さん保育士になりたいという明確な夢があったわけではないんですが
6歳下の弟がいまして、小さい子のお世話をする興味はありました。
高校生の時に職業体験の授業があり、なんとなく保育士を選んだんですけど
そこで子供たちに関わる楽しさを知り、たくさんの子どもたちをまとめている先生を見て保育士になりたいと思いました。

森本さん職業体験って大事ですね！具体的にどんなことやったんですか？

阿部さん保育所に行ってひたすら遊んでいた感じですが、それがすごく楽しかったし興味が沸きました。

森本さん今、お仕事しててやりがい感じるのはどういうところ？

阿部さん毎日子どもと関わっていて、子どもたちの笑顔が見れた時、
子どもたちがなかなかできなかったことを、できるようになった時
子どもの成長を感じる時は、すごいやりがいを感じます。

森本さん阿部さんは保育士の仕事をして、自分が何か変わったことってありますか？

阿部さん私、人見知りだったんですけど、保育士になって割と明るくなった気がします。

森本さん子どもたちといると、自然と笑顔になりますよね。
今日は、札幌市の保育士に対する取り組みとか制度とかいろいろ教えていただきたいんですが「一時金給付事業」というのがあるとお聞きしたんですが、どういう事業でしょうか？

阿部さん長年、勤務を続けている保育士に対して、札幌市から10万円いただける制度です。
3年目・6年目・9年目の3回いただくことができます。
私も一昨年いただきましたが、とてもうれしい制度です。

森本さんうれしい制度ですね。他にはありますか？

阿部さん保育支援者という子育てを経験された方など保育士の資格はないけれど働きたいという方がいらっしゃいます。
当園にもいるんですが、とても助かる存在です。
札幌市は保育支援者を配置する費用の一部を補助してくれるので、保育士不足で悩んでいる園も助かると思います。

森本さん保育支援者というかたがいらっしゃるんですね。
あと、潜在保育士というこれはどんな方なんですか？

阿部さん潜在保育士とは、保育士の資格は持っているけど、現在、保育の仕事に就いていない方の事です。
そういう方が復帰しやすいように、札幌市では短い時間で働けるようにする
「短時間就労支援制度」という制度があって、園に潜在保育士を配置する費用の一部を補助してくれます。

森本さんいろんな環境で生活している方がいますので、フルで働くのが難しい方にはいい制度ですよね。

阿部さんそう思います。

森本さんさて、この1年いろいろなことがあったと思いますが、阿部さんの中で印象に残っていることあります？

阿部さん普段、保護者の方が見ることのできない日中のお子様の姿を動画にして見ていただく試みを始めました。

森本さんそれは保護者の方うれしいですよね。反応は？

阿部さんこんな笑顔見せているんだって、喜んでいただきました。

森本さん友だちといる時の表情ってまた違いますもんね。動画撮影は大変そうだけど、ぜひ続けてください。
では最後に、保育士を目指す学生に応援メッセージをお願いします。

阿部さん保育士を目指すみなさん、今は授業や実習など、大変だとは思いますが、
保育士はたくさんの子どもたちの成長を近くで見守ることができる貴重な職業です。
やりがいもあります！保育士になってぜひ貴重な体験をしましょう。

森本さん阿部さん、ありがとうございました。