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ものづくり

工場の移転新築に伴い本社も移転。
リクルートの反響も大幅に増えました。

Nissho(日昭株式会社)
代表取締役 渡辺 征昭 様

住宅用アルミ建材の製造、加工、販売を行うほか、住宅リフォーム事業も手掛ける。2018年5月、大阪の本社を札幌に移転。2020年3月、日昭アルミ工業からNisshoへ社名変更。

Q. 大阪から札幌に本社を移転された経緯を教えてください。

社業の進展に伴い、元の大阪本社に全ての機能を統一することが難しくなり、本社は大阪にありながら営業本部は東京に置くなど分散化している状況でした。
一方で、札幌工場の生産性の向上が責務とされており、スペース・機能の拡充が必要なため移転を検討していたところ、札幌市の保留地を購入できることとなり、ちょうどその土地が分散化していた機能を集約するにも十分な広さがあったことから、本社自体を移転することにしました。
日本の中でも特に過酷な気候条件である北海道で改良を重ねた「Nisshoブランド」の建材は全国的に人気であり、またそのイメージを認知させていきたいという今後の展望と合致したのも理由の一つです。

渡辺様写真 写真01

Q. 昔から北海道内では御社のラジオCMなどをよく耳にするなど馴染みがありますが、札幌や北海道との縁を教えてください。

北海道は、現在メインの事業となっているリフォーム事業部を最初に開設した土地であり、同事業部の売上の中心も北海道が担っています。
さらに社員も道産子が多く、全国の支店で活躍していて、札幌への本社移転は自然な流れだったと考えています。

Q. 札幌に本社を移転して、どのような変化がありましたか?

札幌は日本各地からのアクセスが良いため、年2回行われる全国各地から社員が集まる会議の利便性が以前よりも向上しましたね。
北海道での知名度・認知度が高まったことも効果のひとつです。
設備投資により業務効率の向上と福利厚生の充実の両方が叶い社員の働き方改革にも着手することができた結果、リクルートの反響も以前より大幅に増えました。社内の活性化につながっています。

オフィス写真 写真02

Q. 新社屋(工場)のPRポイントを教えてください。

天井高約6m、敷地面積約850坪に工場を拡大することにより、在庫が保有できるようになり、生産性を安定させる基礎ができました。
また、以前の社屋より工場スペースの冷暖房設備が充実したことで、社員がより健康的・快適に働けるようになりました。リフレッシュルーム、ジム・トレーニング室、シャワー室などの福利厚生施設も充実させることにより、社員がより豊かな気持ちで働ける環境作りも追求しました。
札幌市の保留地を購入できたことでコストが抑えられ、その分を設備に投資することができましたので、さらに最新のシステムを導入する計画も立てているところです。

事務・工場写真 写真03

Q. 今後の展望についてお聞かせ下さい。

今後のビジョンとしては、現在日本全国に24ある支店を30支店に拡大し、今後5年以内に100億円企業を実現させます。南アジアを皮切りに、世界へ進出し「ジャパンクオリティ」を広めていきたいと考えています。
当社のスローガンは「敬客愛品」と「いっしょに、えがおに。」。私たちの作る製品とサービスでみなさまの笑顔をつくっていくため、雪国を快適に過ごすために生まれたノウハウを生かし、新たな未来に向け、この北の大地札幌から全国へ発信していきたいですね。

工場写真 写真04

企業DATA

Nissho(日昭株式会社)

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本社の所在地:
札幌市東区東雁来7条3丁目1番3号
札幌の所在地:
同上
事業内容:
住宅関連機器の製造及び販売・リフォーム工事業

取材日:2020年1月