家庭教育では父母で役割分担した方がいいの?
性別による役割分担ではなく、得意なことや状況に応じての役割分担が望ましく、それが上手な子育てに繋がります。
- 夫婦共働きが多くなっている今は、性別による役割分担でなく、父母が互いに協力し尊重し合うことが必要で、それは親と子の関係でも同じ。相手を尊重することは多様性を認めることに繋がり、また相手を尊重することで自分も受け入れてもらえる。家族は一番小さな社会である。
- 一方で必要なのが、時と場合に応じた適切な役割分担。例えば、子どもを叱る場面では、叱る役と子どもの気持ちに寄り添うフォロー役を状況に応じて交替し、子ども自身が納得して受け止められるよう心掛ける。
- ひとり親の子育ては物理的にも精神的にもとても大変。両親がいる場合も同じだが、困ったときは自分だけで抱え込まずに、周囲の人や公的機関などに相談する勇気を。親が大変な中、頑張って自分を大切にしてくれているという実感を持てる子どもは、しっかり育ち、将来は親の助けになってくれるはずです。
