大切なのはお互いへの尊敬

• わが子が将来、優秀な人に育って欲しい、そのためにも知的な能力を伸ばしたいと多くの親は思います。子どもの成績が良ければ進学や就職において選択肢が広くなる部分もあります。しかし有名大学に進学し、一流企業に就職できたとしても、それが人生のゴールではありません。時には大変な仕事であっても、諦めずに続けられることや、苦手な人とも上手く付き合っていくことが、生きていく上では必要です。
  家庭教育で子どもの知的な能力を伸ばすことは必要ですが、それ以上に重要なことは、子どもが自分自身を「大切な存在」であると思うこと、自分の周りの人を大切にできること、そして様々なことに挑戦していく力を持てることではないでしょうか。どんな子どもにもその子のよさがあります。親は子どもの力を信じ、もっとも強力な応援団として子どもの人生に付き合ってほしいと思います。