課題
都心部を中心に、観光客が訪れる地域において、過度の混雑やマナー違反によって、地域住民の生活への影響や旅行者の満足度低下などといった懸念が生じていることから、これらの懸念を未然に防止・抑制するために、地域の実情に応じた具体的な対応策が求められている。
課題の背景
新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後、来札観光客数が回復し、都心部をはじめとしてコロナ禍前の活気を取り戻してきており、海外からの観光客数も大幅に回復を見せている中で、文化の違いによるマナートラブルなどといった地域住民への影響が今後拡大していく可能性がある。国(観光庁)では、こうしたオーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた取組が推進されており、本市においてもこれらの取組を進めることで、「第2次札幌市観光まちづくりプラン」に定める持続可能な観光の実現を図っていく必要がある。
課題の現状
- 観光バスの路上駐車抑止のための巡回指導員による巡回指導を行っている。(時期限定)
- 市内大型ビジョンにおいて海外旅行客向けマナー啓発動画を放映している。
- 夏季は大通公園観光案内所において、札幌市観光ボランティアが観光案内や写真撮影の補助などを行っているが、その他に行政によるおもてなしのための活動は行っていない。
実現したい未来
観光客と市民が楽しく快適に共存できるまち
募集概要
希望する提案の募集期間 | 2024.07.23~2025.03.31 |
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官民連携に期待する事項 | 行政による巡回指導や周知には限界があるため、マナー啓発等を観光客の関心を引きながら効果的に実施し、結果としておもてなしの向上と旅の思い出づくりに結び付けられることを期待する。 |
各部署が想定する解決策の例 |
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各部署が想定する 民間事業者へのメリット |
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各部署が 提供できるリソース等 |
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提案事業者に求める専門性 | 特になし |
検討経過・これまでに 実現したことのある施策 |
特になし |
想定する事業実施時期 | 通年 |
提案の選定方法 | 特に選定しない (提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない) |
予算措置の可能性 | 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無 (内容次第で予算要求への反映等の可能性有) |
募集対象の提案内容 | 官民連携の提案及び連携事業者の募集 (テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集) |
備考/その他参考情報 | 第2次札幌市観光まちづくりプラン(2023~2032) https://www.city.sapporo.jp/keizai/kanko/plan/plan2023-2032.html |
担当課 | 経)観光・MICE推進部観光誘致・受入担当課 |
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担当部署の事業の概要 | 観光客の誘致及び受入れに関すること |