課題
- ①定山渓温泉街における、日帰り客向けの駐車場不足が深刻化しているため、駐車場の確保に取り組みたい。
- ②定山渓温泉街における現存の駐車場(官民所有含む)は全て無料であるが、札幌市の主要な観光地として、駐車場の利便性や快適性の向上を図りたく、利用者から相応の負担をいただきながら、持続可能な運用体制を整えたいところ。
- ③定山渓温泉街における日帰り客向け有料駐車場の整備・運用を検討するにあたり、利用者のニーズや動向を把握する必要があるため、実証実験を行いたい。
課題の背景
- ①旅行形態として、団体旅行が減少し、個人旅行が増加していることに伴い、自家用車やレンタカーの利用率が高まり、駐車場不足が深刻化している。
- ②定山渓温泉街の日帰り駐車場として、スポーツ公園公共駐車場があるものの、砂利舗装かつ駐車スペースの区分けが無いため、敷地面積に対して十分な駐車台数の確保に至っていない(現状:約1,300㎡に対して、50台程度)。また、無料駐駐車場ということもあり、日帰り観光客以外の駐車利用も散見され、日帰り客の利用可能な駐車スペースがさらに減少している状況である。
- ③駐車場を適正に維持管理及び運用するため、全国各地の観光地では、駐車場の有料化が進んでいる。
課題の現状
- ①温泉入浴を目的としていない日帰り客が、定山渓温泉街にて利用可能な駐車場は、スポーツ公園公共駐車場のみである。
- ②スポーツ公園公共駐車場は、砂利舗装であり、駐車スペースの区画も無い。日帰り観光客以外の駐車利用も散見される。
- ③定山渓温泉街では、日帰り客向け駐車場はもとより、各宿泊施設における駐車場についても料金を徴収していない。実証実験を行いながら、観光地としてエリア全体の駐車場(官民所有含む)整備を検討していきたい。
実現したい未来
定山渓温泉街一体の駐車環境を整備することで、定山渓温泉街を訪れる観光客の利便性・快適性延いては満足度の向上を図る。
募集概要
希望する提案の募集期間 | 2024.07.23~2025.03.31 |
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官民連携に期待する事項 |
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各部署が想定する解決策の例 |
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各部署が想定する 民間事業者へのメリット |
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各部署が 提供できるリソース等 |
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提案事業者に求める専門性 |
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検討経過・これまでに 実現したことのある施策 |
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想定する事業実施時期 | 有料駐車場整備完了後から概ね半年間程度(提案内容による) |
提案の選定方法 | 審査による選定等を実施 (提案内容等を審査・選定し、採用数を絞り込む) |
予算措置の可能性 | 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無 (内容次第で予算要求への反映等の可能性有) |
募集対象の提案内容 | 官民連携の提案及び連携事業者の募集 (テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集) |
備考/その他参考情報 |
※スポーツ公園公共駐車場 |
担当課 | 経済観光局 観光・MICE推進部 観光・MICE推進課 |
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担当部署の事業の概要 |
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