“宇宙家族「ロポッサ」
家庭教育にがんばる
パパ、ママへのメッセージ
  • 幼児教育の賢人 東 重満さん
  • あなたらしい子育てで、
    子どもの今を幸せに。

    幼児教育の賢人 東 重満さん

カット3
  • 焦らずに自分らしく子育てを。周囲の子育ても認めてあげて
  • それぞれのお父さん、お母さんらしい子育てでいい。その中でいろんな人とつながっていけるということが大事だと思います。自分の家の教育を大事にしているから、他の家の子育てや、子どもたちのことも受け入れていける。やさしいまなざしで見つめられるということが大事だと思います。
    そして、焦らないこと。今の子どもたちの時代は、人生100年です。
“ふきだし
  • 子どもの今の幸せを大切に
  • さらに、今は正解のない時代です。これを獲得すればこういう人生になるというような方程式が全く見えない時代だからこそ、未来のために生きるのではなく、今を生きる。子ども時代を幸せに過ごすことが、大人になったとき、創造性を発揮したり、正しい判断ができることにつながっていくと思います。家族の思いの中で幸せを実現できるよう模索していくことが、何より大切だと思っています。
“ふきだし
ポイント
  • 育児経験が皆無の今のお父さん、お母さんのためには、幼保教育と家庭教育の区別より、連携が肝要。
  • 子どものかわいさや、育児の楽しさを実感してもらうことが家庭教育のスタート。
  • 一つの家庭の中で、親の生活リズムと、子どもの生活リズムを並行させる。
  • 入園時の行き渋りは、愛着形成がしっかりできている証拠。
  • 身の回りのことが自分でできる身辺自立は、小学校入学までには達成される。
  • 教育は適時に行わないとマイナスの結果を招くことがある。早期教育にも問題点。
  • 子育ての心配事やトラブルは、通園中の幼稚園・保育園に相談を。札幌市では「5歳児健診・5歳児発達相談」も実施。
  • 小学2〜3年生までは、親子関係は、べったりでいい。そして、叱るときはしっかり。
  • “東重満<さん
  • 東 重満さん
    学校法人東学園 美晴幼稚園 理事長/園長
    公益財団法人 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 理事長

    市内の幼稚園経営で日々様々な親子に接する一方、札幌国際大学で教鞭を取り、幼児教育臨床哲学(幼児教育論、保育論)、教育経営論(教育・保育課程、カリキュラムマネジメント)、保育内容(インクルーシブ保育、あそび) などを研究。