ポイント
- 育児経験が皆無の今のお父さん、お母さんのためには、幼保教育と家庭教育の区別より、連携が肝要。
- 子どものかわいさや、育児の楽しさを実感してもらうことが家庭教育のスタート。
- 一つの家庭の中で、親の生活リズムと、子どもの生活リズムを並行させる。
- 入園時の行き渋りは、愛着形成がしっかりできている証拠。
- 身の回りのことが自分でできる身辺自立は、小学校入学までには達成される。
- 教育は適時に行わないとマイナスの結果を招くことがある。早期教育にも問題点。
- 子育ての心配事やトラブルは、通園中の幼稚園・保育園に相談を。札幌市では「5歳児健診・5歳児発達相談」も実施。
- 小学2〜3年生までは、親子関係は、べったりでいい。そして、叱るときはしっかり。
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東 重満さん
学校法人東学園 美晴幼稚園 理事長/園長
公益財団法人 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 理事長
市内の幼稚園経営で日々様々な親子に接する一方、札幌国際大学で教鞭を取り、幼児教育臨床哲学(幼児教育論、保育論)、教育経営論(教育・保育課程、カリキュラムマネジメント)、保育内容(インクルーシブ保育、あそび) などを研究。