助けたいと思って対応しても、それが逆効果になって
しまっては全く意味がありません。避けたい話しの
聞き方と、適切な話しの聞き方を比べることで、
より適切な接し方ができるよう心がけましょう。
<悪い例>
- 批判的、否定的に話を聞く
例)「たいしたことじゃないよ。」
「重く考えすぎだ!」 - 世間の常識を押し付ける
例)「もっとつらい人はたくさんいるよ。」
「誰にだってあることだよ。」
「普通は〜だと思うけど。」 - 安易に励ます
例)「元気出しなよ。気の持ちようだよ。」
「そのうち楽になるって!」 - 話をそらす、軽く受け流す
<良い例>
- 心配していることを伝える 例)「最近元気がないから心配だったんだ。」
- 批判・否定せず、話を傾聴する
例)「そうだったんだ。」
「それはショックだったね。」 - 相手の気持ちを想像し、共感する。 例)「とても辛いね。」
- 辛さをねぎらう 例)「よく話してくれたね。」
- いつでも相談に乗ることを伝える
<悪い例>であげたような話しの聞き方をしてしまうと、
悩んでいる人は気持ちのモヤモヤが晴れずに、
「自分の気持ちをわかってくれないんだ」
「相談しても無駄なんだ」と思ってしまうことも。
<良い例>で挙げたように、出来る限り悩んでいる人の
気持ちに寄り添うような話しの聞き方を心がけましょう。