札幌こころのセンター
(札幌市精神保健福祉センター)

避けたい話しの聞き方

助けたいと思って対応しても、それが逆効果になって
しまっては全く意味がありません。避けたい話しの
聞き方と、適切な話しの聞き方を比べることで、
より適切な接し方ができるよう心がけましょう。

<悪い例>

  • 批判的、否定的に話を聞く 例)「たいしたことじゃないよ。」
    「重く考えすぎだ!」
  • 世間の常識を押し付ける 例)「もっとつらい人はたくさんいるよ。」
    「誰にだってあることだよ。」
    「普通は〜だと思うけど。」
  • 安易に励ます 例)「元気出しなよ。気の持ちようだよ。」
    「そのうち楽になるって!」
  • 話をそらす、軽く受け流す

<良い例>

  • 心配していることを伝える 例)「最近元気がないから心配だったんだ。」
  • 批判・否定せず、話を傾聴する 例)「そうだったんだ。」
    「それはショックだったね。」
  • 相手の気持ちを想像し、共感する。 例)「とても辛いね。」
  • 辛さをねぎらう 例)「よく話してくれたね。」
  • いつでも相談に乗ることを伝える

<悪い例>であげたような話しの聞き方をしてしまうと、
悩んでいる人は気持ちのモヤモヤが晴れずに、
「自分の気持ちをわかってくれないんだ」
「相談しても無駄なんだ」と思ってしまうことも。
<良い例>で挙げたように、出来る限り悩んでいる人の
気持ちに寄り添うような話しの聞き方を心がけましょう。

危険なサイン

悩んでいる人が出しているサインには
注意が必要なものがあります。

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避けたい話の聞き方

ここでは、適切な対応とは逆に、
避けたい話の聞き方について紹介します。

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ゲートキーパーとは

ここまで説明した適切な対応は、
実はゲートキーパーという役割です。

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